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コラム

PTSDについて

  • 執筆者の写真: 梅原元|心理カウンセリングraccoon
    梅原元|心理カウンセリングraccoon
  • 2024年4月16日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年4月17日


コラム:PTSDについて

▪️PTSDとは

命が危険にさらされるような、強い心的外傷・ストレス体験を経験した人が、自分の意思とは関係なくその記憶がよみがえってしまうことにより、様々な症状や精神的な苦痛に悩まされてしまう病気です。

このような危機を経験すると、誰しも一時的に不調に陥る可能性があります(急性ストレス障害)。PTSDの場合は数か月以上悩み続けたり、数か月~数年後時間がたってから症状が表れるといった特徴があります



▪️原因

原因となる可能性が大きい内容は、恐怖・無力感・戦慄といった感情が伴う出来事です。例えば、戦争、自然災害、性的暴行などがあげられます。また、交通事故、重篤な怪我といった命が脅かされるような経験なども原因となります。

自分自身が直接的に危機的な状況にさらされる以外にも、他人が被害にあっている場面を目撃するなど、間接的な状況においても、発症する可能性があると言われています。



▪️症状と特徴

  • フラッシュバック(侵入体験)

自分の意思とは関係なく、ふとした時に過去の危機的な体験がよみがえってしまい、恐怖・苦痛・怒り・無力感といった感情を生々しく再体験する場合があります。

 

  • 回避症状

つらい記憶につながりうる、物事(場所・人物・アイテムなど)を避けることに固執するようになります。このため行動できる範囲が限られてしまい、日常生活に支障をきたすことがあります。

 

  • 思考や気分の変化

何事に対しても否定的に捉えてしまう、幸福感がもてない、他者から切り離された感情をもつ(孤立的な気分になる)、等のネガティブな感情に苛まれやすくなります。

 

  • 過敏/過覚醒状態

ぐっすり眠ることや、集中維持することが難しくなります。常に危険を察知しようと過敏になり、ちょっとしたことで驚いたり、気持ちのコントロールが難しくなります。


▪️治療と、心理カウンセリングでできること

PTSD:心理カウンセリングでできること

精神療法(心理療法)と、薬物療法が用いられます。

心理カウンセリングでは、ストレスマネジメントについて学ぶことができます。呼吸法や自律訓練法などを通して、気持ちを整え日常生活に復帰することを目指します。

また、傷つき体験(トラウマ)へのアプローチには認知行動療法が有効といわれており、偏った認知を整えたり、苦手な物事を少しずつ克服していくことになります。

薬物療法に関しては、かかりつけ医・専門医の指導のもと進めることが大切です。


 


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